笑顔の女性

水虫の原因が真菌であることが分かったのは今からおよそ100年前のことでした。それ以前にも水虫で悩む人はいたのかもしれませんが、顕微鏡や培養の技術などが確立されていなかったのではっきりした原因はわかっていなかったのかもしれません。 昔は下駄や草履をはく習慣だったのですが、第二次世界大戦後は靴を履く習慣になったため水虫で悩む患者は多くなったのではないかと言われています。現在では患者の正確な数はわかっていませんが、水虫薬を購入する人や皮膚科を受診する人の統計をとると約2000万人くらいいるのではといわれています。 薬は白癬菌をターゲットにして抗真菌薬が開発されるようになりました。現在では抗真菌薬は目覚ましく進歩しているようです。

水虫のなる場所は様々です。爪もその一つといえるでしょう。いわゆる爪白癬と言われております。 爪白癬は真菌に感染することで、爪が黄色く変色したりぼろぼろに割れてしまったり厚くなったりしてしまうことがあります。 爪の中にいる真菌は固い爪の奥深くにいます。これまで塗り薬では爪の奥まで浸透せず皮膚科では飲み薬で対応していました。 しかし2014年に日本で初の爪白癬に適用がある爪外用液が販売されるようになりました。これは爪への浸透力が高く、日本で初めて爪白癬に効果がある薬であると認められました。 この薬が販売されてから皮膚科を中心にしてかなり浸透してきているようです。 まだ販売されて間もないので副作用の情報などはこれから出てくると思いますが、大きな問題がなければ普及するようになると思います。